所長弁理士 江森 健二
横浜国立大学工学部化学工学科卒業
専門分野:有機化学、高分子化学、化学工学、電気化学、機能性材料、 導電性接着剤、光硬化性樹脂など
外資系化学企業の研究開発部において、発明者として開発業務を経験するとともに、知的財産部において、特許部員として権利化業務や契約業務に長らく携わりました。
したがって、発明者の立場での経験および特許部員としての立場での経験、さらには、外国業務遂行の経験をいかし、違いの分かる弁理士になるべく、弁理士資格を取得した経緯がございます。
よって、お客様の満足が十分得られるよう、仕事にこだわり、かつ、初心を忘れることなく、日々努力していきたいと考えております。
なぜ弁理士を目指したのですか?
当時、会社における技術者(発明者)として、特許事務所の弁理士に出願内容を相談していて、逆に、おもしろそうな仕事だと思ったのがきっかけでした。弁理士は、ある意味で、発明者との技術勝負だなと思った経験があります。
“人類を変えた発明”一番は何ですか?
中国三大発明の「火薬」、「紙」、「羅針盤」は、まさに“人類を変えた発明”だと思います。
さらに言えば、ノーベル賞創設のきっかけとなった「ダイナマイト」も、「火薬」の危険さを改良したと言う点で、それに含まれるかも知れません。
弁理士になってよかったと思った瞬間はいつですか?
言うまでもなく、特許化したり、無効審判で特許維持したりして、顧客からお礼の言葉をかけてもらった時ですね。
困難な時もありますが、それはそれで、ねぎらいの言葉をかけてもらうことが多いのは、ありがたいことです。
今、自分を成長させるために努力・挑戦していることはなんですか?
外国語に関する能力向上でしょうか?
所員に、外国人もおりますので、迷惑かもしれませんが、積極的に英語等で話しかけています。
“ドラえもん”がおなかの四次元ポケットから出す「ひみつ道具」について 何が実現すると思いますか?また、どんな切り口で明細書を書きますか?
深い質問意図があるかもしれませんが、いずれかの「ひみつ道具」について明細書を書くとすれば、まずは、従来技術との差別化が頭に浮かびますね。後は、守秘義務として秘密にしておきます。
未来に向けて求められる弁理士の能力とはどういうものだと考えますか?
やはり、発明創作段階から関与して、お客様と一緒に発明内容を考えたり、お客様からアイデアを聞き出したりできる弁理士は、顧客にとって有能だと思います。そして、そのためにも、化学、電気、機械、バイオ等の技術分野にこだわらず、幅広く技術知識を備えておくというのは必要なことです。それを考えると、私がかつて勤めていた会社が、多品種開発会社で、そこで、新製品の開発経験が得られたというのは運が良かったと思います。そして、10年以上、長期開発していて、一つも製品が売れなかったのに、それを継続させてくれた会社の懐の大きさに感謝しています。
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